道具について

ぶくぶくとコーヒーが膨らんできました

焙煎したコーヒー豆をミルで挽き、細口のコーヒー用のポットでお湯を数滴落とすと、ぶくぶくとアロマガスが出てきてとてもいい香りがします。そう、コーヒーはこのアロマガスにこそ美味しさの秘密があるのです。

美味しいコーヒーを楽しもうと思ったら、面倒でも鮮度の良いコーヒー豆を飲む前に挽き、ハンドドリップで淹れることをお勧めしています。

ハンドドリップで必要な道具というと大変なイメージがありますが、最初はドリッパーとサーバーなど少しずつ揃えるとよいでしょう。自分でガリガリ、ゴリゴリと挽いたコーヒー豆を、香りを楽しみながら淹れるコーヒーの味は格別ですよ。

コーヒーミル

コーヒー豆を挽く時の、手に感じる心地よい振動が大好きです。
電動でもハンドミルでも構いませんが、できれば粒の大きさを調整できるものがおすすめです。
私のオススメはカリタのコーヒミル(KH-5)です。
とってもコンパクトなデザインで、可愛らしいのにどこか懐かしいミルです。
ミル上部の豆を入れる部分に蓋があるので、挽いている時コーヒー豆が飛び出ることがありません。
そして一度に30g程度挽くことができるので、ご家族や急なご来客が来ても大丈夫。
そのまま、部屋においておいてもインテリアにピッタリですよ♪
硬質鋳鉄製臼歯を使用しているので耐久性も抜群です。

おすすめコーヒーミルカリタKH−5

ドリッパー

コーヒーを淹れると言っても、いろんな淹れ方があります。

  • ネルドリップ方式
  • 紙フィルター方式(メリタ式、カリタ式、コーノ式、松屋式)
  • サイフォン方式(パイレックス製の耐熱ガラスが普及、ドイツorフランス)
  • パーコレーター方式(フランス)
  • 水出し/ダッチコーヒー(オランダ)
  • エスプレッソ方式(イタリアorフランス)
  • プレス方式(イギリス)

こやまこおふぃでは手入れも簡単なペーパーフィルターを使ったハンドドリップをお勧めしています。

一口にドリッパーの形もいろいろあり、1つ穴の「メリタ式」、3つ穴の「カリタ式」、そして円錐型の「コーノ式」と「ハリオ式」などが有名です。それぞれに良いところがあるのでお気に入りのものを購入してください。
迷ったら当店では「カリタ式」をおすすめしています。

なぜカリタなのか?と言うとカリタ式は3つ穴が開いています。
ということは1つ穴に比べコーヒーが落ちるスピードが早く、雑みのないすっきりしたコーヒーに仕上がるからです。もし、濃いコーヒーがお好みの方はポットからコーヒーの液面にお湯を注ぐ時、細い湯筋でゆっくり淹れるとよいですよ。

カリタドリッパー102-DL
カリタ102-DL

コーヒーサーバー

ドリッパーに合わせて1〜2杯用や2〜4杯用を用途に合わせて購入されてください。またハンドドリップで1杯淹れるのは難しいので、1.5杯淹れると失敗しにくくおすすめです。

カリタ500サーバーN

コーヒーフィルター

フィルターもいろいろあり、ホームセンターなどで手軽に買えますが、ネルドリップに近く、紙繊維がしっかりとしている、ドリッパーメーカーが販売している専用のものをおすすめします。

コーヒー器具メーカーは、かなりフィルターにこだわっています。
ハンドドリップはネルドリップが最適とされていますが、手入れが大変なため中々ハンドドリップが普及しませんでした。
そんな中簡単にほぼ同等のドリップができる、ペーパーフィルターが開発されました。
ですので形は同じでも表面をよく見るとシワやチャックの部分など、企業秘密がたくさん詰まっています。

カリタ珈琲屋さんのコーヒーフィルター

このカリタの珈琲屋さんのコーヒーフィルターは、コーヒー専門店でしか手に入らない特別なもの。
フィルターの厚みが違います。

コーヒーポット

上記の道具が揃ったらちょっと贅沢したいのがコーヒーポットです。
ドリッパーにお湯を注ぐ時、自由に湯筋の太さを調節できます。
コーヒーポットは直接火にかけお湯を沸かしません。
ヤカンなどでお湯を沸騰させ、コーヒーポットにお湯を移し使います。
そうするとお湯の温度がコーヒーに適した90度くらいになり、美味しいコーヒーが淹れられます。
銅ポットだと熱伝導がよくお湯が冷めにくいので、ハンドドリップには最適なポットです。

カリタ銅ポット0.7リッター

お好みのコーヒーカップで

おいしく淹れたコーヒー。
せっかくならば、すてきなカップで飲みたいですね。
雑貨屋さんや窯元、いろんなカップありますので、自分だけのお気に入りのマイカップを探してみませんか?
とっても楽しい時間が過ごせますよ…

カリタ銅ポット0.7リッター
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焙煎した豆をカップテストします
コーヒー豆の保存方法